こんにちは久しぶりのブログです
今日は【現代版】 学習机と学習イスについて書きたいと思います
少し珍しくはありますが座卓(正座して座る机)で授業をするスタイルの学習塾さまから
「座卓を辞めて 学習机と学習イスのスタイルに変えようと思うんだけど何かいいのある?」と連絡を頂きました
実は、既設のすべての座卓もタカミにお声掛けいただいて
サイズオーダー+丸秘の丈夫な仕様で作らせてもらった物でした
当時かなり座卓スタイルにこだわっている印象でしたので座卓を辞める事に正直驚きましたが
長年のお付き合いと 塾長の話しぶりから、もう座卓スタイルを辞めて学習机スタイルに変えようという信念はかたい
そう感じると同時に 学習机と学習イスのスタイルに変えるにしても
1.どんな物があるのか
2.どんな物であれば生徒が満足し自身が納得できるのか
そこの相談を私にしてくださっているのだと感じました
そうなれば答えはひとつでした。
「ショールームに行きましょう」
数あるラインナップの机とイスを実際に見て座って使って比べて体感していただく
それこそが答えだと思ったからです


ショールームではいろいろな机を見ました
実際 いろんなイスを座り比べもしました
【昔の 標準企画】の60cm×40cm天板の机と
5cmづつ大きい
【現代 標準企画】の65cm×45cm天板の机の上にテキストに模してカタログを広げ置き、勉強のしやすさを比べたりもしました

2人用 3人用の机も見ました

机のオプション構成も一緒に考えました
写真もいっぱい撮りました
格安の昔ながらの学習机とイスも体感しました
昔から卓越した行動力・実行力と正しい感覚 センスをお持ちの塾長ですが、
実際に生徒が直接触れる備品となると塾長自身が実際に触れて体感して
何より自身がもし生徒だったらとまで考え
長時間勉強する環境として満足できるのかと
驚く程 慎重に慎重に物選びをしてからでないと購入はしません。
その時絶対に一呼吸おいてルーティーンの様におっしゃる言葉があります
「焦っても仕方ないしね だって嫌じゃん 勉強しにくいの 」
まるでこれから自分が勉強するかのような その生徒思いな慎重さに
とことん着いていきたい
と いつもそう思います
実際 ネットショッピングの普及で最低限の用途を満たす形状と最安の低価格で最短で卓上でお買い物をするが勝ち
そんな考え方も1つなのですが 生徒の満足無くして塾運営は成り立たない
それは根本でありながらにして
ある意味 目の前にありすぎる"教育"の一歩奥にあって なかなか見えにくい考え方・感覚となりがちなのかもしれません
今回ショールームで実際に体感していただいた事で
絶対に生徒が満足してくれる事を確信し、ご発注を頂きました
完全受注生産品ですのでお時間をいただきました。
納品当日は 出来る限り歩行者の方や通行の妨げにならないようにと
既設座卓の搬出、商品の搬入、開梱詐作業を、体育会系の塾長と男女社員さまと事務員さまが手分けして協力してくださいましたので
予定の半分以下の時間で完了しました。
ありがとうございました!
(運動不足の私は2日後に筋肉痛になりました)
設置後の教室の雰囲気がこちらです
とても清潔感を感じます



網式の物入れなので忘れ物防止や ゴミが溜まらないのもいいところです


L字形の脚には意味があります
立ち上がるとき
座るとき 横側から足の出し入れがしやすいので
机同士の前後のスペースをさほど空けなくても済むようになります
ですので環境によってはL字脚の机にかえるだけで後ろに1列増やすことも可能かもしれません
もちろん その脚の先にはネジ式の高さ用の調整アジャスターが付いていますので
ガタつく事なくバチッと4点で地面に設置している設置感 これは昔ながらの学習机には無い機構です
・机のガタつき防止
・教室全体の雰囲気
・天板サイズ
・清潔感
教育業界全体で見れば小さな事の様に感じます。
しかし競争が激しい教育業界だからこそ 小さな事ですら 揃っていて当然が求めらる今、
小さな事からも、一歩奥にあってなかなか見えにくい根本からも目を背けてはいけないのかもしれません。
文:武田